ビジネス会話のタブー

 

ビジネスにおける会話は、話し方や尊敬語や謙譲語といった言葉遣いなど、気に掛けなければならないことはいくつもありますが、もちろん内容にもタブーは存在します。

 

昔から、お酒の場では宗教・政治・思想の話題はタブーだといわれてきました。もちろん、これらはビジネスにおいても同様です。
パーソナルな部分の話題は、やはり扱いがデリケートになります。身内同様の親密な付き合いを望む以外の場では避けるのが打倒ですよね。

 

また、年配の方などは出身大学や、既婚かどうかなどについてたずねてくる場合が多いかと思います。
しかしこういった話題は、プライバシーの侵害ですし、相手によってはかなりの失礼に当たる場合がありますので、避けた方が無難だと思います。

 

更に野球など話題も避けた方がよいと思います。
WBCなどの代表戦であればよいのではないかと思いますが、そこから贔屓の球団の話などになって、延々と野球語りとなってしまうというのは好ましくありませんし、そもそも野球に全く興味がない人なのかもしれません。
ある程度、相手の好み等がわかった上であれば、親しくなるきっかけになるでしょうが、あまり好ましい話題とはいえないと思います。

 

以上のように、個人の主観が入る話題や正解のない話題は、その人の価値観によっては揉める原因ともなりますので、好ましくありません。
ビジネスでの会話と、気の置けない友人との会話は別物ですから、話し方やその内容には充分に注意を払いたいものです。